山芋の入ったそばをあしなが(きのこの一種)の入った汁で食
べる。これ絶品である。
秋の新そば、つるがとんでから掘った山芋、それにあしなが
のつゆ。話を聞いただけで香りがあたりに満ち、唾液がわき上
がって来る。田舎の贅沢である。
昨日、このあしながを沢山いただいた。あとは11月中旬まで
つるがとぶのをまって山芋を掘りに行けば良い。
ところが、話を聞いてみると11月3日の節句前に山芋は掘ら
れていたと名人の言。まだ、葉の青いうちに近頃は掘ってしまう
と言うのだ。まだ成長期にある山芋は身もしまっておらず、ずる
ずると鼻汁のような味も素っ気も無い、ただ早くしないと誰かが
掘ってしまうからと先を競うのである。山芋の味はいったいどこ
へ行ったのだろう。
孫達がやってくると「おばあちゃん畑に行こう」と誘い出しては
きゅうり、なす、ピーマン、トマト・・・・・皆そのままかじりおいし
いと言う。スーパーで買ってきたきゅうりは一口でいらないとほお
りだす彼ら。
そういえば長女の旦那は東京生まれ東京育ち。我が家に初
めて来たときは、きゅうりにとげがあると驚いていた。野菜の嫌
いな彼が今では、わらびとり、たけのこ掘りも好んでするように
なった。
私たちの生活環境は刻々変わってきている。その中で食べ
物は本物だ。旬だと喜んでいるが実は本物でないものを食べ
本物を食べたときは、これはにせものという子供が出てくる可能
性が日本の社会には実に多い事を知って生活する必要がある。
- 2007/06/30(土) 21:35:15|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0