12月の盡きも姿を見る。つまり一年間の終わる姿、それはとりもなおさす自分のいのちを終わる姿をしかと御覧なさいというのだ。
幽霊の世界でも近頃は一年の成果を振り返るという。
1つ目は髪、後を引くように執念深く怨念を引きずりつづけるように人々をさせることができたかどうか、というのである。トリートメントよろしく口にくわえたとき、さらっとたれさがり、怖さを増し「ああすれば」「こうすれば」といつまでも引きずる姿で表せたか。
2つ目は両手の角度、垂れ下がる角度のよって未だ来ぬ未来に
向けて「ああなっては困る」「こうなっては困る」と取り越し苦労する姿が決まるそうである。過ぎ去った過去を背負い込み、未だ来ぬ未来に取り越し苦労をし3つ目は何だと思いますか?それは足がないということ。自分は現に今、両足を地について立っているのに心が過去へ未来へと飛び、心がきちっと正面を向いていない。つまり心ここにあらずで本物と出会いが成立していない状態。こんな人間を沢山作ることができたかどうかと反省することしきりとか。
さてさて、日本には幽霊にたぶらかされて地に足のつかない人間の多くなったこと。幽霊の話も驚かないのは自分自身がいつの間にか幽霊になってしまっているのかもしれない。
看々臘月盡である。
- 2007/06/30(土) 21:40:37|
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